平井坚 哀歌 歌詞
哀歌
しがみついた背中に そっと 爪を立てて
私を刻み込んだ もっと 夢の中へ
ひらひら 舞い散る 花びらが一つ
ゆらゆら さ迷い 行き場を無くした
その手で その手で 私を汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ寂しさを重ね合わせ
眩しくて見えない闇に陥ってく
いつか 滅び逝く この体ならば
蝕まれたい あなたの愛で
この病に名前があれば 楽になれる
食み出すことが怖い どうか 胸の中へ
ひらひら 舞い散る 花びらが一つ
ゆらゆら さ迷い あなたをむつけた
この手で この手で あなたを汚して
何度も 何度も あなたに溺れて
背中合わせの不安と喜び
波打ちながらは端を突き刺す
いつか 消えてゆくこの思いならば
いま 引き裂いて あなたの愛で
その手で その手で 私を汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ寂しさを重ね合わせ
眩しくて見えない闇に陥ってく
いつか 滅び逝く この体ならば
蝕まれたい あなたの愛で
私を汚して その手で その手で